夫のW不倫をやめさせたいとき、女の夫に不倫の事実を伝えるべきか

夫に愛人がいて、その女の素性を調べてみたら、既婚者だったとき。

 

いわゆるW不倫で、女にも夫がいるわけです。(子どももいるというケースも多いようです。)

 

そんなとき、奥さんから、その女の夫に不倫の事実を伝えたいと思いますよね。

 

それは、女の夫からもやめさせるように圧力をかければ、不倫者を引き離せるかもしれないから。

 

また、相手女の家庭だけが何事もなく円満なままというのが腹立たしいからだと思います。

 

女の夫にも伝えてやりたい!と思うのは当然ですよね。

 

女の夫に伝えた方が良いは、事情によってさまざま

ただ、女の夫に不倫の事実を伝えた方が良いかどうかは、本当に個々の事情によってさまざまで、「絶対伝えるべき」「絶対伝えたらダメ」と、ひとまとめに判断はできないです。

 

W不倫女の夫に事実を伝えたことによって、夫の介入があり、別れさせることができた、ということも実際にあります。

 

一方、夫に事実を伝えたところ、想定外のトラブルに発展してしまったり、不倫者たちが逆に結束してしまったり、といったケースもあります。

 

不倫女の夫が常識的とは限らない

不倫女の夫に不倫の事実を伝えるにはいくつかリスクがあると思います。

 

まず、女の夫が、常識的な対応をしてくれるかどうかは、言ってみないとわからない、というリスクがあります。

 

不倫女の夫にも色んな人がいますからね。。。

 

むしろ「うそーっ」と思うような展開になってしまって、不倫問題収束どころか、大きなトラブルに発展したということもあります。。。

 

女の夫から慰謝料請求をされるのは仕方がないことですが、それ以上のことをしてくる人もいますから。。。

 

「俺の妻をたぶらかした奴はただじゃおかない」と自宅に殴りこんできたり。

 

会社にまで乗り込んで来たり、ご近所さんに「あの家の亭主がうちの妻をたぶらかした」と触れ回って警察沙汰になった、という話も聞いたことがあります。

 

逆に、「うちの妻がおたくのご主人と不倫?え~?そうなんですか……まあ、ハイ……」のように、別にどうでもいいですけど的な反応しか得られず何も協力してくれなかった、とか。

 

「うちの女房が不倫してるっていう証拠を出してくださいよ。何を根拠にうちの妻を不倫女呼ばわりするの?言いがかりじゃないんですか??」と、言われることも。

 

とにかく、どう対処してくれる人なのかが事前に分からないですよね。

 

奥さんとしては、自分と同じ立場の人の協力を求めていたのに、いざ伝えてみたら、むしろもっと困らせられる展開になってしまった、ということもありうるのです。

 

夫にバレて女が開き直る可能性も

また、当然ですが女は、自分の不倫行為を、自分の夫には知られたくないと思っています。

 

夫に知られることになりそうなら、不倫はやめよう……というように、「夫に知られるかもしれない」ということが、不倫をやめさせる動機になりうるのです。

 

一方、女の夫がすでに知ってしまったら?

 

もう女にとって、怖いものが消えてしまうので、文字どおり「怖いものなし」状態になることがあります

 

「もう夫にバレたから、どうだっていい。不倫もやめないし、最悪離婚になってもいい。W不倫の彼と再婚する方向で考えよう」みたいに開き直ってくる不倫女もいます。

 

我が夫が制裁を受けることを受け入れられるか?

また、我が夫が、相手女の夫から制裁を受けることを、奥さんが受け入れられるか?も考えるべき問題ですよね。

 

相手女の夫に不倫の事実を伝えるというのは、あなたの夫が一番被害を受ける可能性が高くなるわけです。

 

女の夫があなたの夫に怒り狂うのは当然なので、慰謝料請求などの法的な制裁をされるのは仕方がないと思います。

 

むしろそのくらい痛い目に遭わせないと不倫者は反省できないので、今後のためにもお灸をすえるべき、という意見もあります。

 

が、大事なのは、奥さんが、我が夫に下る制裁を受け入れられるか?ということです。

 

相手女の夫に密告されて、痛い目にあっている夫が、奥さんに「お前のせいでこうなった」と逆ギレすることは容易に想像できますし……。

 

義両親とかも「そこまでしなくても」という目で見てくるかもしれませんよね。

 

不倫した夫を窮地に追い込んだ妻と言われるリスクも結構痛いと思います。

 

そして制裁を受けている夫と寝食を共にしている奥さんは、夫と共にその苦難を耐えないといけなくなります。。。

 

これを夫婦で一緒に乗り越えることで、新たな絆を結ぶご夫婦ももちろんいますが、一方その苦難から大きくトラブルになって、離婚に至るご夫婦もいます。

 

リスクを受け入れ、最終手段

その他いろいろ、本当に「想定外」な展開になる可能性が高いのが、不倫女の夫への密告。。。

 

「相手女の夫に協力を頼めば、絶対うまくいくはず!」と思い込んで無計画で密告してしまっては、後から苦労することになります。

 

とはいえ、W不倫者は、双方の配偶者が黙っていれば、ズルズルと長引くのも事実です。

 

ですからW不倫者の片方の配偶者である奥さんだけの力では、どうにも別れさせられない場合もあると思います。

 

そのときはやはり、相手女の夫の協力を得るよう考えてみる必要もあるでしょう。

 

ただ、やはりリスクは多いし想定外のことが起こりうるので、やるにしても最終手段ではないでしょうか。

 

女がまだ、自分の夫に知られることを怖れているときであれば、女に圧力をかけることもできるはずですから、そちらを先にした方がいいと思います。

 

ちなみに女への慰謝料請求を弁護士に相談している際に、「不倫女の夫にも伝えていいか」と聞いてみると、弁護士からは高い確率で「やめておけ」と言われます。

 

おそらく名誉棄損で不倫女から訴えられる可能性もゼロではないからだと思われます。

 

弁護士の仕事は慰謝料請求、あるいは離婚手続きの代理人になることですから、「W不倫を終わらせるためにどうしたらいいか?」を相談しても、「女に慰謝料請求する」という方法しか提案してくれません。

 

奥さんには相手女の配偶者に不倫の事実を密告する法的権利は無いので、法的な方法といったら慰謝料で圧力をかけるしかありませんからね。。。

 

ですからもし、絶対に相手女の夫に不倫の事実を伝えたい!絶対にやってやる!と思うのなら、弁護士はその代理人にはなってくれないので、ご自身で、ご自身の責任で実行しないといけなくなります。

 

まずは不倫当事者(夫と、相手女)に、奥さんからやめるように働きかけ、別れないときや水面下濃厚のとき、リスクを覚悟して相手女の夫に相談してみる、というのが順番でしょうか。

 

その前には不倫夫に「このままだと相手女の夫にバレて、あなたが痛い目にあう」ということをイメージさせることが大事だと思います。

 

さらに相手女にも「このままだとあなたの夫にバレて、あなたが痛い目にあう」ということも伝えていけるといいですね。

 

不倫者は自分たちに被害がなければ別れないからです。

 

誰が傷つこうが、誰が痛い目に遭っていようが関係なく、とにかく自分たちがヤバい状態にならなければ別にいいや、と思っているからです。