旦那に浮気されたトラウマが原因?「何をしても楽しくなく何も興味がわかない」

ご主人の浮気問題が起こってから、奥さんの心は大きなダメージを負います。

 

世間で思われている以上に、浮気された女性の心はひどく傷つくのです。

 

その傷のあらわれ方は、人それぞれ違いがあります。

 

怒りに支配される人もいるし、身体の病気として現れる人もいます。

 

そして比較的多くの浮気された奥さんに出やすいメンタル的な不調の一つに「何をしても楽しくない、興味がわかない、幸せを感じない」というのがあります。

 

旦那の浮気発覚から、生きる喜びを失う妻

  • 夫と一緒に過ごしていても、楽しくない
  • 夫との夫婦生活をしていても、愛も快感も感じない
  • 子どもに対する興味も乏しくなった
  • 前から楽しんでいた趣味が、最近は楽しいと思えない
  • 何を食べてもおいしいと感じない
  • 夫が浮気をやめてからも、夫とこれからの人生を歩むことに希望を感じられない

 

このように、とにかく喜びや興味、楽しさが一切感じられない状態になることがあります。

 

これに不眠や体重減少などが加わって体力も低下すると「もう生きていたってしょうがない」という心境になっていくこともあります。

 

この状態で病院に行けば、おそらくうつ病と診断されることでしょう。。。

 

こういったことは、ご主人が浮気をやめた後にでも起こることがあります。

 

浮気をやめて、夫が家庭に戻り、反省して奥さんに寄り添い。

 

今まで以上に優しくしてくれるようになって、買い物やデート、旅行などに誘ってくれるようになった。

 

夫は反省しているし、十分愛してくれているのはわかる。

 

でも、夫と一緒にいても、どこに行っても何をしても、嬉しくもないし楽しくもない。

 

何も感じないし、後から思い出そうとしても、何をしたかも覚えていない……

 

まるで自分だけが現実とは違う世界にいて、モヤがかかった感じで、自分たちを遠いところから見ているような感覚。。。という方もいますね。

 

感情の抑圧をしすぎてプラスの感情も抑圧されている

こうなってしまう原因は、はっきりはわからないのですが……

 

浮気した夫に対する怒りや悲しみなどを抑圧しすぎてしまい、喜びや楽しさといったプラスの感情まで一緒に抑圧されてしまっているのではないか?と思います。

 

ちなみに抑圧とは、感じたくない感情(怒りなど)を、心の奥底に閉じ込めて、なかったことにしてしまう心の機能です。

 

これは、「我慢」とは違うところに危険性があるのです。。。

 

感じたくない感情を表に出さないことを一般的には「我慢」といいますが、この「我慢」は、本人が「今、嫌な気持ちを感じている」と意識しているわけですよね。

 

本人が意識しているけど、事情があってそれを表現せずにいることが「我慢」です。

 

一方「抑圧」は、本人が意識する前に、自動的に心の奥底に入り込んでしまうことです。

 

ですから本人的には、怒りや悲しさなどの感情を意識していないので、「怒ってない、別に悲しくない、特に辛くない」と、本気で思っていたりします。

 

  • 旦那はたしかに浮気しましたけど……そんなこと、男なら誰でもやってますよね?私は平気ですよ
  • もう夫を許したんです、だから大丈夫です
  • いつまでも怒っていても仕方ないので、笑顔と感謝で毎日過ごしています
  • 夫がまた浮気する不安ですか?夫を信じていますから、全然疑っていません

浮気事件の1年未満で、このようにおっしゃる奥さんの多くが、辛い感情を抑圧していると思います。

 

悲しい気持ち、怒りの気持ち、それらを感じてしまうことで心が壊れるのを防ぐために、自動的に辛い感情が心の奥に沈むのです。

 

本人の心が本人を守るために、辛い感情を意識しないですむように、自動的に辛い感情をなかったことにしてしまう防衛機制といわれるものです。

 

これは、浮気発覚の初期段階では、本当に役に立ちます。

 

ご本人の心が壊れないように、守ってくれるわけですから。

 

ただ、それが長く続くと、マイナスの感情だけでなく、プラスの感情まで、自動的に心の奥に沈む癖がついてしまい

 

結果的に「何をしても楽しくもない嬉しくもない、どうでもいい」という状態になってしまうことがある、ということです。

 

抑圧された感情は、消えずに残っている

抑圧されたマイナスの感情は、本人に意識されていないというだけで、消えてはいません。

 

心の奥ではしっかり残っています。

 

抑圧されたマイナス感情が、いずれ本人にどういう影響を与えるのか。

 

それは非常に複雑ですし、精神医療の分野になりますので言及を避けますが……。

 

いずれどこかで、不眠、不食、抑うつ、不定愁訴、肩こり、頭痛、胃腸障害、生理不順、悪性腫瘍などの心身症状として出てくると主張する精神科医もいます。

 

ですから浮気事件をきっかけに、感情がなくなった感じがして違和感のある人は、一度「辛い感情を、心の奥に閉じ込めているのかも?」と考えてみてください。

 

「許そう、尽くそう、愛サレよう」が抑圧を加速させる

ちなみに、抑圧状態になっているのは、夫の浮気事件を「許そう許そう」としている方に多いです。

 

また、浮気の再発を恐れて旦那さんに気に入られようと、彼の気持ちを優先しすぎている奥さん。

 

愛され妻活動を頑張っておられる方。

 

夫に尽くそう、夫のために居心地の良い家庭を作ろう、夫と修復したいからもっと愛される女性に変わろう。

 

そういう努力をされている方の多くが、本当の感情を自動的に心の奥に沈めて、日々を過ごしています。

 

辛い感情を「意識化」する

できれば、浮気発覚から半年~3年程度経つ方や、すでに旦那が浮気をやめていて危機が去った方のうち

 

喜びも楽しさも、以前よりずっと感じなくなってしまった……という方は

 

一度、心の奥に入っているかもしれない怒りや悲しさ、絶望感、自己嫌悪などの感情を意識できるように頑張ってみてください。

 

とにかくご自身で「夫に怒っている」「悲しい」「浮気相手の女を恨んでいる」など、意識するだけで十分です。

 

意識するというのは、要するに思い出すということです。

 

思い出して、そのときの感情を(辛いけど)感じて、その感情を持っていることを認めるということです。

 

そうすると、徐々に、心の奥に閉じ込められていた感情が、溶け出すかのように意識にのぼってきます。

 

(本当に辛い作業だし、自分一人で受け止められるか自信がないときは、心理カウンセラーや、聞き上手な友人などに手伝ってもらってください。)

 

今さら蒸し返すなんて……せっかく許したのに……と思うかもしれませんが、もし今、辛い感情もないけど、喜びもないという状態であれば

 

やはり一度、ご自身の心の奥に残っているイヤな感情を思い切って出してあげた方がいいです。

 

嫌な感情を出し切ることで、本当の意味で心が回復するからです。

 

そして将来、心身不調に悩まされなくて済むかもしれないからです。

 

意識化が進んでいくとともに、喜びや楽しさ、生きがい、愛の感情も、戻ってきますからね。