夫に浮気をやめさせたいとき、どうしたらいいのかを考えると思います。
即効性のあるもので、しかも一発で効果のある「浮気対処法!」みたいなものを探したこともあるのではないでしょうか。
しかし多くの不倫者たちは、一度や二度、奥さんから何かされたくらいでは、浮気をやめません。やめられないのです。。。
ですから、夫に不倫をやめさせるための行動を起こすとき、「すぐに」「一発で」終わるという方法は無い、という前提で取り組んだ方がいいと思います。
勇気を振り絞って行動したのに……
- 勇気を出して、夫に「浮気はやめて」と言った
- 証拠を撮って夫を問いただし、別れると約束させた
- 勇気を出して、女に会って「もう会わないでください」と言ってきた
- 夫に誓約書を書かせた
- 女に内容証明を送った
- 女に慰謝料請求をした
でも、まだ水面下で会っているようだ……まだ女がコソコソ夫に連絡してきているようだ。
奥さんがメンタルボロボロ状態のなか、勇気を振り絞って行動を起こしたのに、不倫者たちはめげずに不倫を続けている。
それを知ったときの奥さんの衝撃と言えば。。。
水面下で女とつながっていたことを知って本当に倒れて救急搬送された人や、それを機にうつ病を発症した人を実際に知っていますので、気の毒としか言いようがないです。
「一撃で浮気はやめるはず」と期待しすぎない方がいい
ですからこれから、勇気を振り絞って、不倫者たちに何か行動を起こす人には「この一撃で、相手は倒れるはず」と期待しすぎない方がいいですよ、と伝えたいです。
不倫者たちは、本当にしつこく不倫を続けます。
それは、深い恋愛感情があるからではなく、不倫者独特の心理がそうさせているのです。
- 撃っても撃ってもよみがえる、ゾンビ倒しゲームのゾンビ
- 「お酒を飲むのはやめて」と何度言っても、飲むのがやめられないアルコール依存の人たち
- 人の畑から、何度も野菜を盗んでいく泥棒
これらと同じような状態になっているのが不倫者たちです。
ゾンビも含め(笑)本人たちは、撃たれても禁止されても、その行為をやめられない心理状態になっているのです。
「人を傷つけて何とも思わないの?」という倫理観に訴えかけても効かないです。
感情に訴えても、反省を促しても効かないのです。
アルコール依存の人も、人の畑から野菜を盗む泥棒も、そうしないと生きていけないという事情があるので、「いけないことですよ、やめなさい」と誰かから言われたくらいではやめられないです。
なぜそうなっているのか?という問題は、奥が深すぎるのでここでは言及を避けますが……
要するに奥さんとしては、浮気している夫とその相手に行動を起こす際には、一回行動したら浮気は終わる、と期待しないことです。
一撃で女を退治できるとは思わない方がいいということ。
内容証明送っても無視する女は多いし、慰謝料請求しても裁判をしても、またゾンビのようによみがえって夫に秋波を送ってくる女もいっぱいいます。
夫にも、一回浮気をやめると制約させたからもう大丈夫だ、と安心しきってしまわないことです。
最初からゾンビ撃ちゲームみたいなもんだ、と思っていれば、一撃で倒せなかったとしてもそこまでダメージを受けなくて済みますからね。。。
不倫者たちが求めているものをせき止める
不倫者たちの行為をやめさせるとき、やめろやめろと撃ちまくるよりも、不倫者たちが求めているものをせき止めた方が良い場合もあります。
不倫する人たちは、その行為にメリットがあると思ってやっています。
男性側の不倫に求めるメリットと、女性側のそれには違いがありますが、いずれにせよ「何かいいモノが得られている」と思っているので不倫をしているわけです。
ですから奥さんが介入するとしたら、その「いいモノ」は実は「いいモノ」ではない、ということを気づかせたり、「いいモノ」を相手女に流さないようにせき止めるのも方法の一つだということです。
ある農家が野菜泥棒を撃退した方法を浮気対処に応用すると?
変なたとえ話で申し訳ないのですが……一生懸命育てている作物を、深夜に盗んでいく野菜泥棒に苦しんでいるある農家が、野菜泥棒を撃退したという話がテレビでやっていました。
浮気対処にも応用できるのではないか?と思いますので紹介します。
ある農家さんが作物泥棒に苦しめられていました。
畑に柵をつくったり、有刺鉄線を張り巡らせたり。
もちろん窃盗事件として警察に相談もしましたし、防犯カメラも設置して「盗まないでください!防犯カメラ設置中!見つけ次第通報します!」という張り紙もしました。
しかし一向に泥棒は諦めず、夜な夜な作物を盗んでいくのです。
「一生懸命に作物を育てている農家に対して、罪悪感はないのですか?」みたいな、感情に訴える張り紙を張ったのですが、まったく効果ナシでした。
(まるで不倫女の行動とそっくりですよね?)
そんなあるとき思いついたのが、「この作物は、治験動物用の餌で、ヒトが食べると、重大な健康障害が出る薬剤が含まれています」という内容の張り紙です。
これを張ってから、パタリと泥棒が入らなくなったそうです。
この農家さんと、夫の浮気に苦しんでいる奥さんは、被害状況がとてもよく似ていますよね?
そして、犯人の心理傾向もとてもよく似ていると思います。。。
有刺鉄線で囲われ防犯カメラが設置されている畑なのに、盗み続ける野菜泥棒には、倫理意識も罪悪感もありません。
「そこに実っている野菜を取って食べて何がいけないの?」みたいな、普通の人には到底理解できない感覚でいます。
不倫者たちもまさにそうです。
「既婚者だからって、何で恋愛しちゃダメなの?なんで会ったらいけないの?」
この状態の人たちに、一度や二度「ダメなんですよ」と言っても効果がないのは野菜泥棒と同じです。
ですからこの農家さんと同じく、特に不倫相手の女に対しては、「あなたが得ようとしているこの作物(浮気夫)は毒ですよ」と気づかせることも考えてみてください。
夫に対しても基本、「あなたが得ようとしているこの作物(浮気を続けること)は毒ですよ、やめないと、あなたの人生が蝕まれますよ?」と気づかせることです。
一発必中を狙わず何回も、そして不倫者目線での攻防も
不倫者たちに勇気を振り絞って何かをするとき、一回で解決!とはならないことを心得ておいてください。
西部劇みたいに、不倫女の脳天をピストルでぶち抜くことができれば一発で解決ですが、それは現代の日本では残念ながら許されていませんからね……。
ですから、相手に何かするにしても何度も繰り返さないといけないことを想定しておいてください。
プランAをやってみて、ダメならプランB。Bの最中にCもやってみる、くらいの粘りが必要かもしれないです。
あと、前述の農家さんと同じく、泥棒(不倫者たち)の悪質度が高いと、普通の攻防では効果ありません。
夫に誓約書を書かせたり、女に内容証明を送ったり、女と会って誓約書を書かせたり、慰謝料請求したり。
これらの常識的な攻防でも屈しない、ゾンビや野菜泥棒的な不倫者たちがいるということも、想定しておいてください。


