夫が浮気をしていることに気づき、相手女性のことを調べると、なんと離婚歴のある子持ちの女性、シングルマザーであることがわかった……。
シングルマザーと浮気する男性は非常に多いですし、さらに泥沼化しやすいという傾向もあります。
シングルマザーと浮気する男性
不倫する男性で、相手女性がシングルマザーというのは本当に多いです。
その理由はいくつかあると思いますが、代表的なものは以下のとおりです。
困っている女性を助けたい
不倫男性で、特にシングルマザーと関係を持つ人には必ず備わっているのが「疑似ヒーロー欲求」です。
困っている女性、孤独で幸薄い女性を、何とか自分の手で救ってあげたい。
そして、女性から頼られ感謝される「ヒーロー」になりたい!という子どもじみた欲求のことです。
このタイプの男性がシングルマザーさんと不倫に陥るきっかけとなりやすいのが、相手女性からいろいろ相談を受けること。
ありがちなのが、相手女性が離婚を機に仕事をはじめ、夫の職場に新しく派遣社員やパートとして入ってきた。
仕事の相談から、離婚後の生活、子どもの養育について相談する際に、「既婚男性」というのは頼りになりますから、シングル女性も最初は気軽に夫に相談。
そして、いろいろと女性の困っている案件を聞いているうちに、自分が何とかしてあげたい!助けてあげたい!となり、不倫関係へと発展してしまうのです。
落としやすい
不倫男性にも色んな人がいます。
前述のような「ヒーロータイプ」は基本的に人を助けてあげたいという善意が間違った方向へ行ってしまうため不倫を始めるわけですが、一方、完全に利己的な動機でシングルマザーを浮気相手に選ぶ男性もいます。
離婚歴のある女性は落としやすいから、ヤレるから、という動機で女性を狙うタイプです。
シングルマザーは、離婚によって生活のダメージも大きく疲弊しているし、女性としての自信を失っている人も多いです。
そのため、ヤリ目の男性は、少し優しくするとすぐに「落ちる」女性を狙いに定めます。
離婚歴のある女性なら、おそらく何度か「離婚した瞬間に声をかけてくる男性」に遭遇したことがあるのではないでしょうか。
「傷物」扱いでき、罪悪感が乏しい
あと、離婚歴がある女性は、独身女性と浮気するよりも、罪悪感が刺激されないから楽だという男性もいます。
結婚適齢期前後の独身女性と浮気するということは、相手の大事な時間を奪うわけですから、罪悪感を持ちやすいです。
「いつ奥さんと別れてくれるの?責任とってよね!」と言われるリスクも高いですしね。
しかし一度結婚し、離婚している女性は、そこまで言ってくることは無いだろうと勝手に解釈します。
出会った段階でいわゆる「傷物」なので、何となく責任を感じなくて済む、という不倫男性特有の無責任な考えですね。
シングルマザー側にも既婚男性と関係する理由が
一方、シングルマザーの側にも、既婚男性と不倫関係になるにはいくつかの理由があります。
適合する相手は既婚者しかいない
離婚をし、元夫との関係を解消したあとは独身になるわけですから「自由に恋愛できる!」という意識のシングルマザー。
離婚時の年齢にもよりますが、女性としてもう一度人生をやり直したい!まだ枯れていないと思っていますから、気が合う男性とは比較的軽く恋愛関係を結ぶ人が多いと思います。
もちろん、本人は独身なのですから自由に相手を選べるはずですが、独身で、かつ年齢も近く、「恋愛するに足る男性」はなかなか身近に居ないですよね。
若い独身者なら、年齢の高いシングルマザーと本気で恋愛はしにくいですし、同じくらいの年齢の独身者となると……
正直、恋愛するタイプの男性ではなかったりします。
となると、相手として選ぶのが、同年代、かつ恋愛するに足る男性となると、相手は既婚者となりやすいのです。
日常の苦悩を相談(頼りたい)
離婚したばかりだったり子育てで困っていると、身近な人に相談したいと思いますよね。
優しくて、結婚生活のことを分かっている既婚男性だと、話しやすいしわかってくれるため、一番相談しやすいのです。
日常の苦悩を相談した際に、相手の男性が「ヒーロー願望」が強い人だと、お互いの欲求が絶妙にマッチして、簡単に盛り上がってしまいます。
経済その他、男性的な援助を得たい
生活に困窮している女性であると、既婚男性に性の提供をすることで、お金の援助をしてもらおうとする人もいます。
厳密に言うと不倫というよりも、売春に近いと思うのですが……
そうは言っても関係性のなかで「頼る・頼られる」というのがあるし、既婚男性はシングルマザー家庭にとって「男性的な存在」です。
家の中で男手が必要なときに呼び出して助けてもらったり、子どもと父親のように遊んでもらったりしている人もいます。
シングルマザーとの不倫が泥沼化する理由
実は、不倫相手の女性のタイプによって、その不倫関係が泥沼化しやすいか、比較的軽く終わるか分かれる傾向があります。
泥沼化しやすい相手として、適齢期の独身女性と共にあげられるのがシングルマザーです。
なぜなら、どちらも「結婚したい」という強い動機があるからです。
特にシングルマザーは、一度結婚をしていて、結婚生活の楽な部分も知っています。
夫がいれば経済的にも楽だし、自分の子どもを育てるためにも父親が必要。
付き合っている既婚男性が妻と離婚してくれて、自分が妻の座に登ることができれば……私は妻になれるし余裕を持って子育てができる。
あくせく働かなくてもいいし、なによりも夫という頼れる存在を得られる。
安心、安定はシングルマザーの夢の生活ですから、男性への恋愛感情もさることながら、徐々に生活の知恵としての「略奪思考」が生まれてくるのは当然の流れと言えます。
初期段階で釘を打つ必要あり
夫の浮気相手がシングルマザーだとわかると、妻も複雑な気持ちになると思います。
ただ、同時に相手女性がある程度年齢がいっていて、いわゆる「傷物」であることから、独身女性が相手であるよりほっとする妻も多いことでしょう。
そして、「しょせんは愛人。妻には勝てないはず」と思うかもしれません。
また、離婚しているのだから、家庭が壊れる辛さはわかっているはずだから、相手男性の家庭までは壊さないだろう?と思うかもしれませんね……。
しかし、その考えは甘いです。
前述のとおり、シングルマザーは適齢期の女性以上に、略奪思考になりやすいです。
ですから、相手女性がシングルマザーである場合は、夫の浮気を見て見ぬふりをする「放置」は避けた方が良いです。
夫は「少し面倒見てるだけ」とか「可哀そうな女性だから仕方ない。いつか別れるから」と言うかもしれません。
夫本人はそのつもりであっても、相手女性の略奪思考にいつ飲み込まれるか、わからないのです。
最初は困り事の相談や気ままな自由恋愛から始まった関係も、徐々に女性側の「家庭に収まりたい」という熱病に侵食され、気がつくと夫もあなたもどうすることもできない、という泥沼の状況になってしまうかもしれません。
脅すようで申し訳ないのですが、そういう事例をよく聞くので、注意して欲しいです。