夫が不倫渦中は「不倫サレた妻にも問題がある」系の主張は聞かないこと

不倫された

不倫問題について、「不倫された側にも問題がある、だからパートナーは浮気したのだ」という主張をしている人はたくさんいます。

 

特に日本は、男性の浮気は、その妻に問題があると本気で信じている人の方が多いと思います。

 

この主張が正しいのか誤っているのか?については、個々のご夫婦の実情をしっかり調べないかぎり判断できないし、一概には言えないです。

 

むしろ、現在ご主人が不倫をしている最中であるなら、「夫が不倫したのは奥さんにも問題があります、だから奥さんが不倫されない女性に変わることで、ご主人は浮気をやめますよ」という主張は、遠ざけたほうがいいと思います。

 

不倫されたのは私のせい、が不倫問題を悪化させる

不倫されてしまった奥さんに、「不倫されない女性に変われば夫の不倫は終わる」と問いかけるネット上の記事。

 

「不倫中の夫を取り戻す愛され妻の5つのメソッド」とか。

 

「不倫されない妻と、される妻の7つの違い」とか。

 

そういう記事が目に入ってくることも多いことでしょう。

 

こういう記事は、彼氏の浮気を防止したいとか、夫の浮気を未然に防ぎたい人には有効かもしれません。

 

一方、現在夫が不倫渦中の奥さんが参考にしてしまうと、不倫問題をますます悪化させてしまうことがあるので、意識して遠ざけるようにして欲しいと思います。

 

不倫をやめる理由がなくなる

奥さんが「夫が不倫に走ったのは、私にも原因がある」と思い込んでしまうと、奥さんの言動にもそれが現れてきますよね。

 

今までの態度をあらためて、以前より夫に優しくしたり、褒めたり感謝したり、女性らしい妻に変わろうと努力したり……

 

不倫している夫に、居心地の良い家庭環境を与えてしまうわけです。

 

そうすると夫から見れば、「妻は自分が不倫してても怒らないし、むしろ態度を改めて、俺に優しくしてくれる。シメシメ」となりますよね。

 

「妻もいい感じで俺をもてなしてくれる。そして浮気相手の女ともいい感じでやれる。両手に花だな。。。」

 

こうなると不倫をやめる理由がないので、いつまでも女と別れようとは思わないです。

 

不倫の正当化に使われるおそれ

また、奥さんが本気で「不倫されたのは私が至らないから」と思っていれば、その気持ちが夫に伝わります。

 

そうなると不倫の話になったときにご主人は「お前が○○だったから、俺は不倫したんだ」と自分の悪事を正当化できてしまいます。

 

そして奥さんの方も

 

「そうよね……確かに妻である私が〇〇だったから、あなたが不倫したのよね、私が改めない限り、あなたが不倫をやめないのも仕方がないわ」

 

みたいな態度になってしまうと思います。

 

この状態で夫が自分の意思で不倫をやめようと決意するかと言えば、ありえないですよね?

 

自分の都合の悪い展開になったら「お前のせいだ!」と言えばいい。そうしたら妻は黙るしかなくなる。

 

このように不倫夫に思わせてしまいますから。

 

不倫解決の現実的な対処ができない夫婦関係になる

不倫されない妻、夫から愛される妻。

 

その響きはとても素晴らしいし魅力的に感じると思います。

 

ただ、不倫されるかされないか、愛されるか愛されないかという問題を前にすると、ご自身ではどうにもならないことに取り組むということになります。。。

 

不倫するかしないかの主体者は夫ですし、奥さんを愛するか愛さないかの主体者も夫ですから、自分ではない他者に〇〇されるために努力しなければならなくなる。

 

これって、確実性はないし、自分の価値を他者(夫)に決めさせるという方法ですよね。

 

この思考にハマると、夫へますます精神的に依存していくことになります。

 

自分が幸せになれるかどうかは、夫次第。

 

夫に愛されれば幸せ、でも夫に愛されなければ不幸。

 

そういった依存思考へどんどんと傾いていってしまいます。

 

こうなるともう、夫の愛を取り戻したい、夫から優しくしてもらいたい、みたいな形で夫の言動に一喜一憂するようになり、不倫中の夫に対して毅然とした態度が取れなくなり。

 

そしてますます、不倫解決の現実的な対処ができない関係性になっていきます

 

「不倫サレた妻にも問題がある」系の主張がネット上に多い理由

ちなみに、ネットやSNS、ブログに「不倫サレた妻にも問題がある」系の主張は非常に多いです。

 

しかしそれは、その主張が正しいからではなくて、ビジネスとして書いている人が多いというだけです。

 

世の中には、自己啓発系や心理学系のビジネスをしている人がいますよね。

 

「あなたを輝かせるカウンセリング」とか「もっと自分らしく生きるための自己改革」「生きづらさを解消するセラピー」のようなものです。

 

これらのビジネスをしている人のターゲットユーザーは、人間関係(夫婦、恋人、職場の人、親子)で悩んでいる人です。

 

そのため、これらのビジネスを展開している人は

 

「あなたの人間関係の問題は、私のサービスを受けることで改善ができますよ!」

 

と主張することで、クライアントを獲得しようとしています。

 

それ自体、ビジネスですから全く悪いことではないのですが

 

「夫に不倫問題に悩んでいる奥さん」に自分のサービスを紹介する際には、「夫から愛サレるあなたに変わるカウンセリング」とか「不倫サレない妻に変わるセミナー」のように、アピールするのですね。

 

  • 「あなたが変われば夫は家庭に戻る!」だから、自己啓発しましょう。
  • 「恋愛心理学を学びカウンセリングを受ければ夫との夫婦仲は良くなります」だから、私の心理学講座を受けてください。

 

こういうビジネスをしている人のブログ記事には、たいてい「夫が不倫した理由は、奥さんであるあなたにあります」系の主張がされています。

 

なぜならその方が、奥さんをお客さんにできるからです。

 

奥さんが「不倫されたのは妻にも原因がある」という記事をよめば、「でも私が変われば夫は不倫をやめるはず」と期待してその人に頼るようになりますよね。

 

そのために書かれている記事も多いということです。

 

正しいか否かは関係なく、奥さんが「自分が変わらないといけない」と思わせるために書かれているだけということ。

 

集客のための記事、顧客になりそうな人を誘うための記事です。

 

ですからそういった主張が多いから、(みんなが言っているから)正しいんだ、とは思わないでください。

 

「〇〇サレる妻」を目指さず「〇〇スル妻」に変わろう

「不倫サレた妻にも問題がある」系の主張を信じていると、不倫解決から遠のきますから、こういう意見をあまり信じないようにして欲しいです。

 

またそれ以上に、「不倫サレない妻」とか「愛サレる妻」みたいに、誰かから〇〇サレるサレないという受け身の人生を歩み続けるのはお勧めできません。

 

(サレ妻という表現も大嫌いですので、このサイトでは書かないように注意しています)

 

ご自身の幸せを他人に預け。ご自身の価値を他人からの評価で判断する。

 

誰かから○○サレるため、あるいは〇〇サレないために、ずっと努力し続けるのって、むなしいですよね?

 

さらに、この受け身思考だと、前述のとおり自己啓発系のビジネスをしている人からの「夫から愛サレる妻になろう」みたいな誘いに乗ってしまい、搾取されることもありますしね……。

 

「不倫サレない」「愛サレる」……誰かに〇〇サレるかサレないかで、人生を決められてしまうのはつまらないです。

 

「〇〇サレる」ためにカウンセラーにお金を払い。

 

「〇〇サレない」ために誰かに媚びて生きる……。

 

その領域から早めに脱出したほうが、楽になれるのではないでしょうか。

 

あなたは、誰かに何かをサレるかサレないかに怯えて生きるような女性ではないのです。

 

あなたは本来、何かをスルかシナイかを、主体的に決めて生きられる人なのですからね。

 

不倫した夫を愛するか愛さないか。受け入れるか受け入れないか。

 

〇〇スルかシナイか、あなたが主体者となって、自由に決めて生きて欲しいと思います。