夫の不倫後、再構築するなら絶対に「蒸し返すな」は守るべき?

夫の不倫問題があって、その後夫が相手女性との関係を解消し家庭に戻ってきた場合。

 

妻は、夫の過去の不倫について、絶対に蒸し返してはいけない!という意見もありますよね。

 

過去の不倫をいつまでも蒸し返していれば、夫婦再構築はできない!と。

 

今回は、夫の不倫後、再構築するなら絶対に「蒸し返すな」は守るべき?というテーマです。

 

どうしても蒸し返してしまう妻

夫が不倫をやめたのであれば妻は過去の過ちをいつまでも責めてはいけない。蒸し返してはいけない。

 

このような、暗黙の戒律に苦しめられてる奥様は多いです。

 

なんとなく世間的にも

 

  • 夫の浮気、過去のことなら許してあげて。
  • 家庭に戻ってきたのであれば、それでいいじゃない。
  • 妻がいつまでも蒸し返していたら夫婦仲はいつまでも良くならない。
  • 前を向かなきゃ!

 

みたいな考えがありますよね。

 

いつまでも過去の不倫を蒸し返して、夫を責めてしまう奥さんは、自分は心が狭い、いつまでも喧嘩ばかりなのは私のせい。。。と自分を責めている方も多いようです。

 

夫の不倫が終わってからも妻の心は不安定なまま

しかし、夫の不倫というのは妻の心をすごく傷つける行為です。

 

不倫をやめて家庭に戻ってきたからといって、一件落着とはならないです。

 

むしろ夫が戻ってきてから、今まで我慢してきた妻の心の傷からは血が流れ始めます。

 

むしろ心が回復するためにも、何度もつらかった体験を思い出して、何度も怒ったり何度も泣いたりすることが必要なのです。

 

「過去の不倫を蒸し返すな」は、不倫した側の希望の押し付け

  • 誰でも過ちを犯すものだ
  • 謝ったんだから許して、もう責めないで
  • 過去の不倫をもう蒸し返さないでほしい
  • 夫婦でやり直すと決めたんだから過去のことは水に流してほしい

 

これらすべては、不倫した側の希望を押し付ける意見だと思います。

 

不倫した側だけが楽になるために、不倫された側に強いる戒律ではないでしょうか。

 

犯罪事件にも共通しますが、加害者は加害行為がバレて、謝罪をしたらもうそこで問題は終わりと勝手に結論づけますよね。

 

なぜなら加害者は傷を負っていないし、被害者側の傷は理解できないからです。

 

不倫問題は犯罪とは違うかもしれませんが、妻の心は犯罪被害にあったと同じぐらいに傷ついているのです。

 

それを、不倫は終わったんだからもう蒸し返さないで、責めないで、謝ったんだから許して、というのは勝手な意見だと思います。

 

過去の夫の不倫を蒸し返さない方がいい、その方が夫婦円満になりやすい、それが簡単にできる妻であれば、それでもいいかもしれません。

 

ただなかなかできないことだし、妻の心を癒すためにも再発を防止するためにも、絶対蒸し返してはいけないという意見には、私は反対です。

 

妻の心の傷を癒すための「蒸し返し」は必要

前述しましたが、心の傷が回復する過程で、何度も嫌だった時のことを思い出して、感情を出した方が、早く元に戻ることができます。

 

何度も責められる夫は辛いかもしれませんが、自分が妻を傷つけたのですから仕方がないことです。

 

この場合、蒸し返すという言い方は語弊がありますよね。

 

「癒しのための思い出し作業」とか、「トラウマケア」みたいに名前をつけ直したらいかがでしょうか

 

なるべくあなたが過去の夫の不倫を思い出してしまうことに、罪悪感を持たないようにしてほしいです。

 

再発防止のための「蒸し返し」も必要

それから、妻が夫の過去の不倫に我慢し続け、許したことにしてしまうと、夫は妻の心の傷に気づけないですよね。

 

「不倫しても女房は簡単に許してくれた。ということはやっぱり、俺が外で女作ったってそれほどやばいことじゃないんだな。謝れば許してもらえるんだな。」

 

と、不倫について軽く考えてしまうこともあります。

 

そうならないためにも、自分のせいで妻がどこまで傷ついてしまったのか知る必要があります

 

何度も何度も不倫について思い出し、泣き、もがき苦しんでいる姿を見せないと、夫は妻の苦しみに気づくことができないです。

 

不倫の加害者は自分は好き勝手な事をして、女と遊んでいたわけですから、むしろ自信をつけています。

 

妻に対する加害行為をしていたという自覚もない。

 

この状態のままで、妻が我慢して過去の事水に流してしまったら?

 

夫はまた、不倫問題を再発させるかもしれませんよね。

 

蒸し返しは、夫婦再構築のためのトラウマケア

以上のように「絶対蒸し返すな」というのは加害者側の意見であって、被害者である妻が絶対守らなければいけない戒律ではないです。

 

夫婦再構築するためには、妻の心の傷を癒さないといけないです。

 

そのためにトラウマケアという形で、思い出し作業をし、心を回復させましょう。

 

そして夫にも寄り添ってもらい、再発を防ぐように努力してもらいましょう。

 

むしろ思い出し作業をきちんと乗り越えた夫婦の方が、何十年も蒸し返しが収まらず喧嘩ばかり、みたいな状態にならずに済みますよ。