浮気繰り返す旦那と別れた方がいいと分かってるのに別れたくない理由

夫が浮気を繰り返している、もう何度許しただろう?

 

何度「もう浮気は二度としないでね」と、くぎを刺しただろう?

 

でも夫は浮気を繰り返す。

 

誰からも「もうそんな旦那とは別れた方がいい」と言われているし、自分でも別れた方がいいと思う、でも別れたくない……

 

そういう状態になっている奥さんは多いですね。

 

浮気を繰り返す夫と心理的に離れられない状態

一度目の浮気であれば、多くの奥さんが夫とは別れないという決断をします。

 

ただ、二度目、三度目の不倫で苦しめられている人や、結婚前からの夫の浮気癖が治らずいつも何らかの女性の影におびえている奥さんもいますね。

 

不倫は、妻を心底傷つける行為で、精神的なDV(モラハラ)だと個人的には思っています。

 

それを、何度も繰り返されてしまうというのは、妻はとても辛いでしょうし、我慢し続けると心の病になることもあります。

 

夫に浮気を繰り返されている奥さんご本人も、人に相談すれば「そんな男とは早く別れた方がいいのに」と言われ、自分でもそうだと思うものの、どうしても別れられない。

 

夫がいつか変わってくれる気がするし、浮気バレしたとき夫は「もう二度としない!絶対裏切らない!」と誓うから、その都度信じてしまう。

 

そしてまた違う女性と、あるいは前の女と続いていたということを発見して、また悩む……というサイクルになっているのです。

 

浮気を繰り返す夫と、別れたいのに別れたくない

この人とは別れた方がいい、と理性ではわかっている。

 

でも別れたくない、別れられない……!となってしまう関係性は夫婦ではよく見られますね。

 

不倫問題以外でも、暴力(DV)、酒癖、ギャンブル癖、借金問題、性依存などなど、夫が問題を抱えている人であるのに、別れられない……

 

というか、夫が問題を抱えている人であるからこそ、別れられない、という現象が起こります。

 

幸・不幸のギャップを「愛」と感じる

浮気問題に限らず、色んな問題を持つ夫の場合。

 

家庭内ではケンカが耐えなかったり、問題対処に追われてバタバタしたりするのが普通ですよね。

 

夫が外に女性を作って自分以外の女性と性行為しているとなれば、妻は不幸のどん底に落とされた感覚になり、女性としての自信をすっかり失います。

 

ところが、夫がふとした瞬間に「ゴメンね……女のことは風俗としか思ってないんだよ。妻であるお前を一番愛してるんだ。信じて待ってて」と言って抱きしめてきたとします。

 

そうすると、妻は、その瞬間は「嬉しい……愛されている」と幸福を感じます。

 

昨日はどん底の気分だったのに、夫の一声で幸せな気分に舞い戻る。

 

そのような幸・不幸のギャップの中にいると、いつしかその感情のアップダウンが「激しい愛」のような感覚になるのです。

 

それに慣れてしまうと、本来は愛とはいえない夫との感情的なやりとりが手放せなくなります。

 

夫は妻を、浮気で闇のどん底に落とし、ときどき優しくして希望の光を与える。

 

闇が暗ければ、そこに一筋射し込む光がすごく明るく感じますよね?

 

美術用語でコントラストの原則とか言うらしいですが、それと同じかもしれません。

 

浮気された妻が闇のどん底落ちるから、夫のささやかな優しい言葉が強い愛情に感じますが、それは錯覚なのです。

 

DV夫と浮気繰り返し夫の共通点

DV夫は、妻を思い切り殴ったあとは、涙ながらに謝って抱きしめます。

さらに、「俺がお前を殴ってしまうのは、お前が○○したからだ!」と、殴る理由を妻のせいにしたり。

酒を飲んだからだとか仕事でストレスだったから、などと他のせいにして自分の暴力を正当化します。

一方、DVを受ける妻の方は、夫の言い分をなぜか真に受けてしまう。

「あの人、普段は優しいんですけど、今すごく仕事でストレスがあるからイライラしているんです、私を殴るのも多分それが原因です」
「あの人は本当はいい人なんです、でもお酒を飲むとちょっと手が出てしまって……」
「私があの人を怒らせちゃうもんだから……だから殴られて当然ですよね」
「暴力さえなければ、いい夫なんです」

その繰り返しになっています。

DV被害を受ける女性に何度も諭しても、夫から離れられないのです。

 

この共依存カップルの話をきくと、「そんな女性いるんだね、そんな男とは別れた方がいいのに。私だったら別れるわ」と誰もが思いますよね。

 

一方、もしあなたが浮気を繰り返す夫と何故か別れられない状態にいるのなら、上のストーリーのうち、暴力をすべて「浮気」に置き換えて考えてみてください。

 

浮気を繰り返す夫は、妻に浮気がバレたあとは、涙ながらに謝って抱きしめます。

さらに、「俺がお前を裏切って浮気したのは、お前が○○したからだ!」と、浮気する理由を妻のせいにしたり。

酒を飲んで一夜の過ちだったんだとか仕事でストレスだったから、などと他のせいにして自分の浮気を正当化します。

一方、浮気を繰り返される妻の方は、夫の言い分をなぜか真に受けてしまう。

「あの人、普段は優しいんですけど、今すごく仕事でストレスがあるからイライラしているんです、浮気するのも多分それが原因です」
「あの人は本当はいい人なんです、でもお酒を飲むとちょっと女性に手が出てしまって……」
「私があの人を怒らせちゃうもんだから……だから浮気されても当然ですよね」
「浮気さえしなければ、いい夫なんです」

その繰り返しになっています。

 

どうでしょうか。。。ほぼ同じ構図ではないでしょうか。

 

浮気夫と自分の関係性を「観察者」として客観的に見てみて

DVを受けている女性が加害者と離れられないのと、浮気を繰り返す夫と離れられないのは、心理的にはほぼ同じ理由からです。

 

まさか!と思うかもしれませんが、一度自分たち夫婦の関係性を、客観的に見てみるといいかもしれません。

 

浮気を繰り返す夫の人間性と、その人と別れられない妻の心を、誰か別の人になったつもりで観察してみてください。

 

そうすると、ご自身が浮気夫にされていることがどういうことなのか、冷静に見ることができるようになってきます。

 

たとえばあなたと夫を「親友と、その夫」という形に置き換えて、その夫婦の関係を客観的に見てみましょう。

 

  • この夫は、妻(親友)を人として大事にしているでしょうか?
  • この夫は、妻(親友)をどのように扱っているのでしょうか?
  • この夫と一緒にいて、妻(親友)は本当に幸せなのでしょうか?
  • 妻(親友)は夫に何を期待しているのでしょう?その期待はいつか叶うのでしょうか?

 

それを素直に感じ取ってください。

 

そして、あなたなら、親友に何といいますか?

 

親友に夫はどういう人だよ、と助言しますか?

 

これから親友は、この夫とどうするべきだと判断しますか?

 

親友にどのように伝えますか?

 

その答えが、あなたの今の本心だと思います。

 

ここでは、安直に「浮気を繰り返す夫とは別れた方がいい」といっているわけではありません。

 

そうではなく、自分たち夫婦の関係性は、自分たちだけではなかなか気づかないので、できるだけ他者の意見を入れたり自分たちを客観的に見た方がいいということです。

 

浮気・不倫は精神的DV、モラハラです。心の殺人です。

 

モラハラ被害に遭い続けているのに、そんな夫と別れたくない、別れられないと思っているとしたら、それは殴られているのに夫と別れられない女性とほぼ同じということ。

 

ご自身が置かれている状況を客観的に見てみると、浮気を繰り返す夫と今後どうしていくのが良いのか、別れる別れないという物理的なレベルではなく、もっと広い意味で考えられるのではないでしょうか。