夫と、浮気相手の女とがやり取りしている内容を、見たり聞いたりした妻。
その内容の中に、妻の悪口が書かれていることがたまにありますが
夫と浮気相手の女が言う「妻の悪口」を、真に受ける必要はありません。
夫と浮気相手の女の妻への悪口
夫の浮気が発覚したきっかけとして、メールや LINEで相手の女と会話をしているのを見てしまったというケースがあります。
そのなかで、妻への悪口が書かれていた場合。
- 奥さんは、お料理が下手みたいね?私はお料理が得意だから一緒になったら毎日手作りのおいしいご飯であなたを迎えてあげたいな。。。
- 洗濯やお掃除がきちんとできないなんてひどい奥さんね?私はお掃除が大好きな綺麗好きだし子供の世話だって絶対手抜きしない。
- もう、完全に太ってオバサンになった妻を女とはみられない
- 妻からモラハラされてる。あいつ本当に意地悪で嫌な奴なんだ
このように、自分のことを陰で悪く言っていると知ると、とてもショックをうけますよね。
さらに、ほとんどが事実とは違っている。ふつうに夫婦生活があるのに、女には見られないとか、料理上手なのに「メシがまずい」とか。
ということは、夫が女に対して妻のことを悪く言っている。
この二つのことでダブルパンチを受け、夫の浮気相手の女がタッグを組んで自分の悪口を言っている、自分を二人して貶められているような気がして、悔しいやら惨めやら、ひどい気分になると思います。
実際不倫カップルの会話を真に受けてしまって、うつ病にまで発展してしまった奥さんもいます。
不倫者たちが妻の悪口を言う理由
不倫者たちは、お互いの会話のなかで、高い確率で妻の悪口を言い合っていますが、ほとんど真実ではなく、お互いの幼稚な心理が働きあっているだけです。
まず、「自分が浮気したのは、妻が良い妻でないから」というのは不倫男性の言い訳の常套句です。
さらに浮気相手の女が妻を悪く言うのも、自分と比較して、自分の方が優れていると常に感じていたいためです。
妻よりも私の方が優れている、妻よりも私の方がその男性に愛される価値がある、妻ができないことは私はできる。
そのように、優越感を感じたいために、妻を貶めるのです。
さらに、不倫カップルがあなたの悪口を言うのは、この不法行為者二人ともが、お互いへの信頼感がゼロなので、仮想敵を作って結託するしかない、とうことも考えられます。
お互いがお互いの人間性を信頼して愛し合っているわけではないわけですから、お互いが結託するためには「共通の悪者」がいた方が都合が良いんです。
また、夫は不倫行為への罪悪感から、「自分が浮気をしてしまうのは妻が駄目だから仕方がないんだ」と、浮気相手の女に言うことが多いです。
女の方はそれを真に受けて、自尊心を満たすために、妻の悪口に加担するわけです。
このように、不倫カップルの幼稚で邪悪な心理が、妻への悪口という形でたれ流れているだけ。
ですから、妻が彼らの悪口を真に受けて、自分の弱点を直さなければ!と頑張る必要などないのです。
不倫カップルが妻を悪者に仕立てて、自分たちの行為を正当化するのはよくあることです。
不倫女が発信してるブログや SNS でも、妻という立場の女性を叩くような内容のものはよく見られます。
さらに、こういったのを真に受けて、一般の人も、不倫されてしまった女性を悪く捉えてる人もいるので困ったものですね。
- 男が浮気するのは妻が至らないから
- 性的魅力の乏しい年配の妻より、若い女の方がいいに決まってるよね?
- 家事の苦手な妻は捨てられて当然
- 「モンスター妻」になっていることに気づいて修正すれば、夫に愛されます
などなど
驚くことに、浮気された妻を支援するはずの専門家ですら、夫に愛されるメソッド、良妻賢母になるカウンセリング、みたいな方法論で妻を追い込む人もいるのです。
自分の欠点を直そうと頑張りすぎないで
不倫カップルからこのように自分を悪く言われて、それを真に受けてしまうと、自分の欠点を直そうとしてしまいがちです。
- 「女房は料理が下手だ」 → だったら料理上手になろう!
- 「妻とはもう、セックスできない」 → セクシーな装いをして夫を誘わなければ!
- 「奥さんは家事が苦手なんでしょ?」→ 家事を完璧に頑張らなければ!
- 「あなたにも子供にも言い方がきついみたいね?モラハラ妻じゃない?」→ もっと誰にでも優しくしなければ!
元々頑張り屋で、完璧主義の奥様が陥りやすい傾向です。
夫の浮気に衝撃を受け、でも何とか夫と修復したいと考えている。。。
もう心も体もボロボロだというのに、不倫カップルの悪口を真に受けて、より一層自分に鞭を打って頑張ろうとする。
それは本当にあなたの心と体を傷つけるので、どうかやめてほしいです。
不倫者たちは、妻のささいな欠点をあげつらって、自分たちの醜い感情を満足させているだけです。
そんな人間たちの口から垂れ流れる悪口に、真実など無いです。
だから、まともなあなたが真に受けて、「改善しなければ……」と頑張るなんて、どう考えてもおかしいのです。