妻が「自分軸」で不倫問題に対処すれば、夫は浮気をやめるのか?

夫の浮気の問題を解決するにあたり、奥さんが「自分軸を持って対処すべき」という意見を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

とはいえ、自分軸って何なのか。

 

どうして自分軸で対処すると、浮気問題が解決するのか、疑問ではありませんか?

 

この部分の解釈は、非常に奥が深く哲学的になりますので、解釈する人によってそれぞれ意味が違ったりします。

 

だから余計混乱しますよね。

 

たしかに奥さんが自分軸を持ってブレずに夫と不倫相手に向き合うことで、不倫問題が「奥さんの納得する形」に落ち着いていくことがあると思います。

 

しかしそれは、「奥さんが自分軸を持つ」イコール「夫が浮気をやめる」と考えてしまうと、多分期待外れになることでしょう。。。

 

この問題に対して自分軸を持つべきというのは、「奥さんが自分軸を持つ」イコール「夫が浮気をやめようがやめまいが、奥さんが自分の人生を幸せに生きていけるようになる」ということかもしれません。

 

夫の浮気に悩む妻の、自分軸と他人軸

自分軸とは何か?その対となる他人軸とは何ぞや?という解釈も人それぞれですよね。

 

すごいざっくりですが

自分軸
自分は何をしたいか、何を感じているかを軸にして生きている状態
他人軸
他人からどう見られるかを軸にして動き、自分を見失って生きている状態

 

みたいな感じです。

 

このざっくりした定義をもとに、夫の浮気に苦しんでいる奥さんにとっての自分軸と他人軸について考えてみると……

 

自分軸
  • 浮気されたことによる怒りや悲しみを感じている自分を認める(怒りを感じて良い、悲しんで良い、と自分に許す)
  • 夫に浮気をやめてほしいと伝えたい気持ちを大事にする
  • 夫の浮気相手が憎いという感情を否定しない
  • 妻として、夫との結婚生活を破壊されたくないという権利意識を持つ
  • 自分がしたいと思ったことをして、したくないと思うことはしない
  • 夫がいつまでも浮気をやめず自分をしいたげるなら、いつまでも我慢する必要はないから離婚も視野に入れる
  • 自分の今後の人生を、浮気する夫に関係なく自分のしたいようにする
  • 夫や他人がどう思おうが、自分の納得する道を歩く
  • 夫に愛されれば嬉しいが、愛されなくても幸せに生きられる

 

こんな感じでしょうか?一方

 

他人軸
  • 浮気されたことによる怒りや悲しみの感情にフタをする(怒りを感じたらダメ!いつまでも悲しんでいたらダメ!と自分に厳しくする)
  • 夫に浮気をやめてほしいと伝えたら夫に嫌われるかもしれないので、伝えることはできないとあきらめる
  • 夫の浮気相手が憎いと思うのはいけないことだと自分を抑える
  • 夫との結婚生活を破壊されるかされないかは「夫の気持ちや、不倫相手の女との関係次第」とあきらめる
  • 自分が何がしたいのか、何がしたくないのかがわからない
  • 夫がいつまでも浮気をやめなくても、離婚はできないのだから我慢するしかない
  • 自分の今後の人生は、夫が浮気をやめるかやめないかによって変わる(だから何としてでも不倫をやめさせたい)
  • 夫や他人から認められる生き方しかしたくない
  • 夫に愛されたい、夫から愛されなければ幸せとは思えない

 

自分軸であれば、他人の言動に左右されず、自分らしく自由に生きられる

 

一方他人軸であれば、他人の言動に左右されるために自分を見失い、不自由な生き方になる、ということです。

 

夫が浮気している状況のなか他人軸であれば「夫と不倫女の言動に左右されるために自分を見失い、不自由な生き方しかできない」という状態になっていると思います。

 

もちろん、完全に自分軸で生きている人などおらず、普通は自分軸7割、他人軸3割くらいで生きているはずです。

 

しかし夫の浮気に直面すれば、どの奥さんも100%他人軸状態になって、不倫者たちに振り回され自分を見失い、何がしたいのかわからなくなる時期があります。

 

ただ、時間が経って心が回復するにしたがって、100%他人軸状態だったところが徐々に自分軸を取り戻し

 

「私は夫に何を言いたいのか、夫と今後どうしていきたいのか、不倫女には何をどう感じ、何をしたいのか」

 

が、わかるようになってくるでしょう。

 

その気持ちを否定せず自分が納得できることを考え行動していくうちに、自分軸の割合が増えていきます。

 

そして自分軸7割、他人軸3割くらいの、いつもの状態に戻ってくる日が来ます。

 

夫にも自分軸があることを受け入れられるようになる

自分軸で生き始めると、他人にもその人なりの「自分軸」を持つ権利があるということを、受け入れられるようになるでしょう。

 

ですから奥さんが自分軸で生き始めるようになると、自然と、夫という他人にも自分軸があって、その人のしたいようにする権利があるんだ、と受け入れられるようになります

 

究極を言えば、夫が別の女と浮気していても、それは本人が自分軸で選んだ生き方なのだ、と思えるようになるということです。

 

妻の変化で夫の心も影響を受ける

奥さんが自分軸を取り戻し、夫にも夫の自分軸があるんだと理解できる状態になると。

 

奥さんの夫に対する態度が変化してくると思います。

 

夫も、奥さんが本人自身の幸せな人生を生き始めようとしていることに気づくわけですね。

 

そのとき、夫がどう感じ、どう動くか。

 

それは、本当に夫によってさまざまですのでわかりません。

 

不倫女との別れを決意し、奥さんの元へ戻ってくる人もいます。

 

このまま浮気を続けていれば、奥さんが自分を棄てて、別の幸せの道へと去っていくことが怖くなって戻ってくるのです。

 

一方、女のところから戻ってこない人も、当然います。

 

「妻の自分軸」イコール「夫が不倫をやめる」ではない

奥さんが自分軸を持つことが、他人である夫を動かすかどうかは、わからない。

 

奥さんの状況にかかわらず、いつまでも浮気をやめない夫もいるでしょう。

 

それは、夫にだって自分軸があって、「浮気を続ける」という生き方を本人が選んでいるからです。

 

一方もちろん、そのような道を選んだ夫と今後どうしていくか、奥さんはご自身の自分軸に従って、自由に選べるのです。

 

離婚をするか、浮気を続ける夫でも愛しているのだから一緒に居続けるのか、夫をATM化して利用できるだけ利用するか、形だけの仮面夫婦で生きていくか。

 

その形態にかかわらず、奥さんが心から納得して選んだ道であれば、それは立派な「浮気問題の解決」と言えるのです。

 

それこそ他人が「そんなの夫婦じゃないよ」「浮気が続いているのに、そんな夫と一緒にいるなんておかしい!」と声高に叫んでいても

 

ご自身が心から納得しているのであれば、どうでもいいではありませんか?

 

余計なお世話ですよね。

 

結果として妻の自分軸からの言動により浮気をやめる夫は多い

奥さんが自分軸で生き始めることと、夫が浮気をやめることは、イコールではありません。

 

ただ、浮気という心理構造上、奥さんという立場の人が本気で浮気夫を許さず

 

「浮気を続けるなら、私はあなたとは離れます」という決意をすることが、夫の意識を変えることが多いです。

 

そのため奥さんの自分軸からの言動から、夫が浮気をやめた、という展開にはなりやすいと言えるでしょう。

 

結果論ですけどね。

 

ですから「夫の浮気をやめさせるために、自分軸で生きよう!」という感覚では意味がないし、効果もないということです。

 

そもそも、その考えが他人軸ですからね。。。

 

「夫が浮気をやめるかどうか知りませんが、自分は自分で幸せになれるから、自分の納得するように生きて行こう」と本心で思えるようになれば

 

オマケみたいな形で夫が浮気をやめるかもしれない、ということだと思います。