夫婦の間で、お互いに相手が嫌なことはしないというのは当然のルールです。
不倫問題ももちろん、相手が嫌がっているのなら即やめるべきですよね。
一方、男性の浮気くらい大したことはないという風潮ってまだ残っています。
しかし、妻にとって浮気は心の殺人くらい辛いものですよね。
浮気する夫の罪の意識は非常に低い
浮気をやめるように夫に問い詰めると
「稼いでいるのは俺だから、浮気くらい大目にみろ」「風俗くらい誰だって行ってる。お前の感覚がおかしい」と言われて黙らされてしまう妻もいますね。
浮気する夫は、女性関係に関する罪の意識は非常に低いのが現状です。
しかし、たとえ暴力ではないとしても、夫の浮気は妻の心を極限まで傷つけますよね。
だからこそ、「誰でもやってる浮気」などと軽くみるのではなく、精神的なDVなんだ、心を殺すような行為なんだという意識を、夫婦ともに持つべきだと思います。
一度でも浮気・不倫をされて辛い思いをさせられた妻は、もう二度とその被害に遭いたくないと思うのが当然です。
ご自分の心を守って欲しいのです。
浮気は軽い問題ではありません。暴力と同じくらい妻を傷つけ、妻と子どもの人生を変えるほどの加害行為なのです。
夫の意識が低いままだと浮気は再発する
しかし、夫の意識が「浮気くらいばれなきゃいい」「バレても謝ればいい」「はぐらかせば何とかなる」という状態のままだと、また機会があれば浮気を再発させます。
こういった意識を持っているかもしれない夫と、今後どうしていくべきか?について、奥さんは真剣に考えたほうがいいと思います。
夫の意識を変えていくか、自分が「もう二度と被害に遭わない」と決めるか。
他人である夫の意識を変えるのは簡単ではありませんが、自分の意識を変えることはできます。
夫の浮気を容認する根本思想が夫婦共にないか
ただ、妻の側にも、夫の浮気を我慢してしまうような根本思想があると思います。
たとえば以下のようなもの
- 夫の浮気・不倫くらい大したことはない
- 男は誰だって浮気する
- 浮気・不倫くらいで騒ぐのは良い妻じゃない
- 妻が至らないから夫が浮気をする
- 一度二度の浮気くらい許してあげるべき
浮気されてひどい扱いを受けたというのに、こういった根本思想を持ったままだと、自分の心を守ってあげることができないです。
浮気・不倫問題について健全思考を身につけよう
もしあなたが浮気問題について偏った考えを持っているなら、健全な考えに変えていくことが大事です。
- 浮気くらい大したことはない → 浮気は精神的DV(モラハラ)だ
- 男は誰だって浮気する → 浮気しない男性もいる、私の夫にはしてほしくない
- 浮気くらいで騒ぐのは良い妻じゃない → 浮気されたら、妻は辛いのがあたりまえ
- 妻が至らないから夫が浮気をする → 夫の浮気は本人の心の弱さが原因、妻に責任はない
- 一度二度の浮気くらい許してあげるべき → 浮気を許す義務はない
あなたの考えが健全であれば、まずはご自身の心を守ることにつながります。
さらに、あなたの思想と心が変化していけば、おのずと態度や言葉も変わってきます。
そうすると、夫の考えも徐々に変化してきます。
夫の浮気問題は、夫自身が「浮気は妻を心底傷つける、精神的な殺人ともいえる加害行為だったんだ」という気づきがないと、再発しやすいのです。
浮気というのはアルコールや薬物と同じくらい、依存性も刺激も高いものです。
妻の側が「浮気くらい許すわ……」といった態度だと、機会があればまた浮気という刺激行為を再発させることも考えられます。
いつまでも精神的DVともいえる浮気を「バレなければしてもいいこと」という扱いにしていると、その夫婦の間にはそれがルールになってしまいますよね。
ですから、あなたの家庭では「浮気は精神的DV」「浮気する人は我が家にはいられない」というルールに変えていくこと。
そのためにはまず、あなたの側の思考を健全なものへ変える必要があるのです。
まとめ
一度でも浮気問題が起こった夫婦間では、妻が嫌がる浮気をした夫の行為は、一種のDVだという意識が必要
- 不倫する夫は、女性に関する罪の意識は非常に低い
- 妻の側にも、夫の浮気問題を我慢してしまうような根本思想があるかも
- 夫自身が「浮気は妻を心底傷つける、精神的な殺人ともいえる加害行為だったんだ」という気づきがないと、再発しやすい
- あなたの家庭では「浮気は精神的DV」「浮気する人は我が家にはいられない」というルールに変えていくこと