不倫した旦那が謝らない理由と謝られた後に陥る妻の葛藤

不倫した夫が謝らない。

 

悪いことをしていた、妻を傷つけたというのに、謝罪の言葉がないと妻の怒りは収まりませんよね。

 

夫はなぜ謝らないのでしょうか?

 

さらに、謝らない夫がもし謝ったら、それで気が晴れたり許してあげられたりするものでしょうか?

 

不倫を謝れない夫にも2種類いる

不倫が妻にバレたあと、あるいは女と別れて家庭に戻ってきたとき。

 

悪いことをした、妻を傷つけた、と謝る夫と謝らない夫がいますね。

 

謝らない夫たちの中でも、比較的質の良いタイプと、質の悪いタイプに分けられます。

 

比較的質の良い「謝らない夫」

謝らない夫であっても、比較的質の良いタイプ。

 

それは、悪いことをしたことはわかっているし、妻を傷つけて悪いな……と感じてはいるけれど、心が弱いために謝ることができないという人たちです。

 

(人に謝るというのは、結構勇気が要りますからね)

 

代表的な心理としては、自己防衛や男としてのメンツのため謝れないというケースです。

 

  • 妻に謝ったら、自分は一生妻に頭が上がらない
  • 罪を償え!と言われているようで屈辱的だ
  • 罪を認めれば、罰を受けることになる。それなら罪を認めなければいい。そうだ、不倫したのは妻のせいだ!で貫こう
  • なかったことにしよう。とにかく逃げ続けていれば、いずれ妻も忘れるだろう

 

このような自己防衛的、男のメンツ的な理由で、妻に謝ることができないのです。

 

しかしこれらの心理は、人間なら誰もが持っているし、一応の理解はできるのではないでしょうか?

 

もしあなたも悪いことをしたとしても、そのとき素直に謝れるかと問われると、いろいろな怖れや不安でスムーズにはいきませんよね。

 

このような怖れや不安から謝れない夫であれば、少し時間をあげてみたらいかがでしょうか。

 

そして「謝らせる」ということにこだわるより、本人が本当に反省しているか?夫婦仲改善のために、本人なりに努力をしているか?心の眼で見てあげて欲しいと思います。

 

質の悪い「謝らない夫」

一方、謝らない夫には、質の悪いタイプがいます。

 

それは、不倫を悪いと思ってないとか、妻を完全にナメていたり、人を傷つけることに何の罪悪感も持たない人です。

 

  • 女のくせに、男が浮気したくらいでごちゃごちゃ言うな
  • 女房なら亭主の浮気くらい笑って許すのが当然
  • 俺が食わしてやってんだから、自由にしてもいいはずだ
  • 女遊びくらい誰だってやってる、悪いことをしているなんて思わない
  • 結婚したからって、束縛されたくない
  • 妻が傷つこうが俺に関係ない

 

このように、そもそも不倫行為に罪悪感がないから謝らない人もいます。

 

それに、妻を含め、他人が自分の行為で傷ついたとしても何とも思わないという人もいます。

 

男女差別的な思考があって、男は許されるが女は許されないとか、男の言うことは黙って我慢しろと本気で考えている人もいます。

 

正直このタイプの人は、謝る謝らないの問題ではなく、人間性を疑うレベルですよね?

 

そうなると、不倫で露呈した夫の人間性を前に、あなたがこの夫と今後どうしていくのか、真剣に考えなければいけない問題だと思われます。

 

謝ってもらいたい本当の理由は?

質の悪いタイプの場合、もし口先で謝ったとしても、それは本当にあなたが求めるものではないですよね。

 

本心では妻が傷ついていてもどうだっていいのに、口だけで「ゴメンゴメン、もうしない!ダイジョーブダイジョーブ♪」と軽く謝って不倫を繰り返す。(そういう人もたくさんいます。。。)

 

そんな口だけの謝罪が欲しいわけではないと思います。

 

一方、本当は謝罪の気持ちがあるものの、どうしても怖くて口に出せないのであれば?

 

口で謝ってもらうことを頑なに求めるのも、あまり意味はないのかもしれませんね。

 

本当に欲しいのは謝罪の言葉ではなく、反省してもう二度としないと誓ってもらうことではないでしょうか。

 

言わないとわからない

ただ、どうしてもケジメのためにも「謝って欲しい!」という気持ちになるのもわかります。

 

その場合であっても、夫はあなたが謝って欲しがっていることに、自発的には気づきません。

 

加害者側は、被害者の心の傷に気づかないものですし、基本的に男性は他者の感情に鈍感です。

 

ですから、夫に対して「きちんと謝ってください」と、口に出して言ってみてください。

 

その時の反応で、上記のうち質の良いタイプか悪いタイプかもわかりますし、夫もあなたの気持ちに気づいて口に出して謝ってくれるかもしれません。

 

謝られても気が済まないこともある

あと、不倫問題は、夫に謝られても気が済まないことが多々あるということも覚えておいてください。

 

(これは実際、不倫されて長年苦しんでいる奥さんたちが、口をそろえて言うので本当だと思います)

 

謝ってほしくて夫に問い詰めるものの、いざ謝られると、なんだかスッキリしない。

 

「本当は謝ってほしいわけじゃなかった」ということに、謝られてから気づく、ということが起こります。

 

それはなぜなのか?

 

いろいろあると思うのですが、一番考えられるのは、謝ってくれたとしても、妻の心がどのくらい傷ついていて、どのように辛いのかを、本当の意味では分かっていないのが感じられるからではないでしょうか。

 

夫は謝ることで、「何とか許して欲しい」と心の荷物をおろすのに精いっぱいです。

 

そのため、妻の辛い気持ちを、心から共感していないし、そんな余裕がないのです。

 

妻の傷の痛みを体感していないし、しようともしない。

 

ただ「悪かった、ゴメン、反省している」と言うだけ言うけど、そこに共感はない。

 

謝ってもらってはじめて、妻は謝られることも「重荷」にも気づくのです。それは……

 

謝られると、今度は許すという重荷を背負わされる

相手に謝られると、今度は許してあげるという重荷を背負わされることになります。

 

謝る側は、「自分の罪を許してくれ」という思いを込めて謝っています。

 

一方、謝られる方は、謝れる前までは「謝ったた許してあげる(許してあげたい)」という前提で待っていますよね。

 

ただ、不倫は問題の程度が重いし妻の傷も深いので、謝ってもらったら許してあげられるかというと……大抵の妻たちは無理です。

 

すぐに許せないし謝られても許せないです。

 

その気持ちは当然なのですが、一方、謝る方は、許してもらうことを期待します。

 

夫は一度謝ったら「謝っただろ?(だから許せ)」「謝ったんだから、もう過去のことを蒸し返さないで」と、当然のように思うわけです。

 

ここに、謝ってもらったときに起こる夫と妻の意識のギャップが起こってしまいます。

 

謝ってもらうことで、今度は「許す」という重荷を背負うものの、許せないという葛藤と闘うことになる妻。

 

難しい問題ですよね。

 

ただ、謝って欲しいというのは当然の気持ちなので、謝罪を求めてもいいと思います。

 

そして、謝ってもらったからといって、無理に許す必要もないと思います。

 

不倫は謝って済むという軽い問題ではないですし、悪いのは夫ですからね!

 

ですから「許すか許さないかはわかりませんが、ケジメのためにも謝ってください」という気持ちで夫と向き合うことから始めてみたらいかがですか。

 

そして、謝罪を受け入れる日が来たら受け入れればいいし、それまでは夫が本当に反省しているかどうか、言葉だけではなく心の眼でよく観察すると良いと思います。