ご相談を検討してくださって、ありがとうございます。
知らない人に、悩み事を相談するのはとても勇気が要りますよね。不安や緊張のさなか、思い切って相談しようと考えていらっしゃるあなたに、敬意を表します。
まだ迷っておられる方も、相談しようと決めた方にも、一度、より良い相談ができるように、以下のことをお伝えしておきたいと思います。
自由に話してもいいし、話したくないことは話さなくてもいいです
ご相談の時間は、自由に話しても話さなくてもよい時間です。
- 「 こういう話をしなくてはいけない 」
- 「順序立てて話さなければいけない」
- 「 こんなことは言ってはいけないんじゃないか 」
という気持ちも感じるかもしれませんが、どんな話しでも自由に表現してください。
整理できていないと感じることも感じるまま話してください。どこから話していただいても大丈夫です。
一方で、話したくないことや、思い出したくないこともありますよね。
話したくないと思われている事でしたら、無理にお話されなくても、もちろん大丈夫です。
「その話は、今はできません」と言っていただくなど、何らかの抵抗感を表していただければ、こちらで配慮いたします。
上手く話さなくていいです
ご相談される方の中には、 話をするのがもともと苦手で、 自由に話せと言われても、うまく話せるかどうか不安……
と、心配される方もいらっしゃるかもしれません。
混乱した心や気持ち、絡まり合った頭の中を一緒に整理していくことが、ご相談の大切な役目でもあります。
ですから上手に話せなくていいです。
上手に話せなくても、こちらから「こういうことですか?」とお聞きしながら、少しずつ理解させていただきます。
感情的になってもOK、感情が出てこなくてもOKです
話しながら感情がこみ上げてきたとき、なるべく感情を抑えずに表現してくださいね。
私たちは、ご相談者が感情的になっても大丈夫なように、日々訓練しています。
ですから、お友だちやご両親より私たちの方が、感情的になっている人を前にしても受け止める力があると思いますので、感情的になってもかまいません。
また、感情が全然出てこなくても、それもそれで、かまいません。
普段から、ご自身の気持ち(感情)がよくわからない人は、たとえカウンセリングの場面であっても感情がスルスルと出るとは限りません。
「感じていることを話して」と、感情的になることを強いることもしませんから、ご安心ください。
あなたを否定するような言葉や動揺させることや、無理な助言はしません
- あなたの、ご主人への愛が足りないのかも?
- 早く○○しないと手遅れになるよ
- どうして水面下を見抜けないの?早く探偵を入れないとだめですよ
- 離婚したほうがいいと分かってるのに、まだ決意できないんですか?
のように、あなたのお気持ちを否定するようなことは言わないです。
本当に必要がある場合は、あなたの心の様子を確認しながら、順を追ってお伝えします。
そのときも「○○してみてはどうでしょうか?」といったご提案にとどめるようにしています。
また、決して「絶対水面下ですよ?」とか「今○○しないと、修復なんてできませんよ」「どうして○○なんてしたんですか?」など無駄に動揺させるようなことは言いません。
人によっては「○○すべきよ!今すぐ変わりなさい!」と強く言って欲しい、というご相談者もいると思います。
(強く指導するタイプの修復カウンセラーはとても多いですので、その方々にご相談になるのも一つの方法だと思います。)
ただ、強く指導してもらうことで、本当にご本人は変化できるかというと
やっぱり言われた通りにはできなくて、余計自己嫌悪に陥ってしまう……というケースの方が多いのではないでしょうか。
誰かに強く助言してもらって、それがサクっとできるのならば
そもそも、こんなに悩みませんからね。。。
そのあたりの葛藤をお察ししながら、あなたの心に合わせて伴走しようと思っています。
決断を迫りません
あなたがいつまでも迷っている状態であっても。いつまでも怒っていても。いつまでも離婚と修復のはざまでずっとブレていても。
決断を迫りません。「どうして決められないの?いつまで悩んでるの?」といった態度もとりません。
できることがない、何もしたくない、怖くて動けない、何も決められない
このような心境の方には、その気持ちに寄り添います。
あなたの、ご主人に対する気持ちを大事にします
あなたがご主人との関係で悩んでいるのは、ご主人のことを大事に思っているからだと思いますので、そのお気持ちを大事にします。
たまに、クズ夫!デブ!ハゲ!タコ!!カス!
など……奥さんからはご主人への罵詈雑言は飛び出しますが。
それは大いに結構ですし、しっかり受け止めます。が、その裏にある、ご主人へのお気持ちにも配慮しながら、お話をお伺いします。
ご主人への悪感情を、こちらからわざわざあなたに植え付けることはしませんし、実態以上に悪く、ご主人のことを表現することはありません。
(あまりにも実態がヤバいときは……ボソっとつぶやいてしまうこともありますが……笑)
もちろん、ご主人の肩を持つこともしませんし、「男性は立てて褒めるべき」「ご主人は頑張ってる、感謝すべき」のようなことも言いません。
あなたに「良い変化」を起こそうとプレッシャーをかけません
ご相談、カウンセリングの効果は、とても個人差があります。その人の心の状態や相手の状況など、いろんな要因がからんでいるからです。
また、心の変化や現実生活での変化は、ご相談の後、すぐに表れるものではありません。
そのため、相談したのに変化がない……などが起こる可能性もありますが、しばらく様子を見てください。
そしてこちらも
- ご夫婦の関係や、現在の状況が良くなること
- 奥さんの気持ちが楽になって、前向きになれること
など、あなたに「良い変化」を起こそうと、プレッシャーをかけないように注意します。
楽になれない、状況がよくならない、前向きにもなれない……!
そんな絶望があるのなら、それを受け止めて、一緒に悩む時間を持とうと思います。
(ただ実際は、ご相談のあとは、たとえ一時的であっても気持ちが楽になったり、今後の展開が見えて希望が持てたりすると思います。)
要するに……堂々と悩み、堂々と苦しみ、堂々と「堂々巡り」をする自由が、あなたにはあるし、それを私にぶつけてくださっていいですよ、とお伝えしたいです。
あなたの自己解決力を心から信じます
あなたには、ご自身で今の問題を解決する能力があります。そのことを、私は無条件で信じています。
今、あなたご自身は、「自分では何もできないから、誰か何とかして欲しい」と思っておられるかもしれません。
でもそれは、恐怖・緊張・動揺・サレラリ期の思考力低下・怒りなどに支配されているから、一時的に無力に感じているだけです。
ご相談(カウンセリング)で行うことは、あなたご自身の「自己解決力」をさまたげているものを、できるだけ取り除いていくことです。
誰にも、あなたの問題を解決する力はないし、あなたの人生をコントロールできる人は、あなた以外いません。
ただ、傷つきと混乱の中にいるために、その「自己解決力」には気づけていないだけです。
ですから
- 私の言うとおりやれば解決です!
- あの人もこの人も、私が修復に導きました。次はあなたです!
ということを語ることはありませんし、行動の仕方を押し付けることもしません。
ときには頼りないと感じることもあるかもしれませんが、それは、あなたの自己解決力を心から信じているからです。
守秘義務を守ります
相談担当者には守秘義務があります。ご相談で話された内容や情報を、ご本人の同意なくして第三者に伝えることはありません。
ご主人から、「おたくに相談しているみたいだが、どのような内容なのか?」という問い合わせがもしあったとしても(そんなケースは1件もないですが)
内容はもちろんのこと、その方からご相談を受けているか否かについても、お伝えすることはありません。
一方、あなたの側には守秘義務はありません。
ご相談の事実や内容などを秘密にするか否か、ご自由に判断していただいて結構です。
お友達や親族にお話しになりたければ、ご自由にお話しください。
個人情報の厳重管理のお約束
ご相談記録、個人情報にあたる情報は、厳重に管理します。 こちらから相談室のご案内や礼状、手紙などは一切お送りしません。(ご自宅住所をお聞きすることもありません)
特に夫婦問題を扱っている関係上、ご主人にご相談の事実がバレるようなことが無いよう、慎重に活動していますのでご安心ください。
継続相談もできますが、強制ではありませんし、いつでもやめられます
夫婦問題のご相談は、初回で解決へと向かわれる方もいますが、継続的にお受けになるとより早く問題解決へと進むことが多いですのでご検討ください。
ただし、こちらから継続を強制することはありませんし、長期継続契約でご相談者様をしばることはありません。
あなたの幸せだけを考えて、真剣にお話をお伺いします。